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やすらぎが見つけられるヨガ教室

当山では、檀家様や、地域の方々のため、そして多くの人たちに仏教を知っていただくために「講」や「教室」「会」を数多く開催しています。
今回はその中の一つ「なごみヨガ教室」のご紹介です。
教室の先生は「三好祐佳(みよしゆか)」先生です。
先生は、お母様が開かれているヨガ教室で幼少の頃からヨガを始められ、いまでは、その実践的な経験を活かしヨガのインストラクターとして活躍されています。
そしてお母様は、今でも現役で生徒さん達を指導なさっています。
インタビューでは素敵な旦那様、達也さんにも加わっていただきヨガの素晴らしさ、教室の楽しさをお聞きしました。

三好祐佳先生(右)旦那様の達也さん(左)

なごみヨガ教室を開校したいきさつ

開校のいきさつを伺ったとき「仏様のお導きですね、縁ですね」と先生はおっしゃっていました。

当山の教室で伊藤光司郞先生の「彫刻教室」があります。
先生ご夫婦は以前より、その彫刻教室に通われていました。
最初のうちは慣れない彫刻刀を握っていると、首や肩がカチコチにになってすごくつかれたそうです。
そこで彫刻教室の時には少し早く来て、ヨガをやっていたそうです。
それを見た伊藤先生に「ここでヨガ教室をやってみてはいかがですか」と声を掛けられました。
こんな素敵な場所で教室を開けるならと二つ返事で「OK」したところ、その場で伊藤先生は当山和尚の元に出向き事情を説明、和尚も「ああ、良いですよ」と快諾して話を決めてきてくれました。
まさに数時間の出来事でした。それが2015年の7月、ですから今年の7月でちょうど4年を迎えます。

宗建寺 別院のお庭

教室について

ここからはインタビューを交えながらの教室ご紹介です。
(三好先生は「先生」、旦那様の達也さんは「達也さん」とします)
生徒さんの人数は何人ですか?
先生:スペースが決まっている関係で定員は10名です。
全ての生徒さんがいらっしゃるわけではないので、定員10名に対してこられる方は8名くらいでしょうか。

男女比は?
先生:男性2に対して女性8です。

年齢構成はどのような感じですか?
先生:一番上の方で70歳代、若い方で20歳代ですね。
50歳〜70歳代の方が多いかしら。
最近では年齢層が広く来ていただけています。

教室に入るときにヨガの経験は必要ですか?
先生:必要はありません、初めての方から大丈夫です。
中には膝が痛い、腰が痛いなど少し身体にお悩みのある方もいらっしゃいますが、いろいろなポーズを提案していますので、ご安心下さい。

教室へ来るときの持ち物はありますか?
先生:ヨガマットはこちらで用意致します。
皆さまはお水とタオルをお持ち下さい。
お水はペットボトルでも良いですし、水筒に入れて持ってくる方もいらっしゃいます。

服装は?
先生:動きやすく、締め付けない服装でお願いします。
また、仰向けになったり、うつぶせになったりしますので、金具のあるもの、たとえばジッパーなどがあるとそこがあたっていたくなりますので、そういうものは向いていないかもしれません。
達也さん:Tシャツに半ズボン、Tシャツにジャージでも良いですよ。

教室の流れは(カリキュラムのお話)

教室の流れ、内容やカリキュラムについて教えて下さい。
先生:基本的には、呼吸法を行って、ウォーミングアップ、そしてポーズ、最後に仰向けになってくつろぎます。
くつろぐ、西欧ではリラクゼーションと言いますがインドですとシャバアーサナという屍のポーズで全てを手放すポーズです。

呼吸法とはどのようなことをするのですか?
先生:座ってゆったりと深呼吸します。
その呼吸法もいろいろとありますので、テーマに合わせ行ったりしています。
ここ宗建寺さんは素晴らしく良い環境ですので、仏教の中にある数息観(すそくかん:坐禅での瞑想への導入方法)を行ったりとか。
数を数えることで集中していって、自分の中のいろいろな雑念から解放されるような呼吸法をやったりしています。

呼吸法から次にポーズに入るのですか?
達也さん:呼吸法の後ストレッチ、ウォーミングアップをします。

先生:それからポーズです。
ポーズも、仰向け、坐法、立位ですね。
最後は仰向けでシャバアーサナ(屍のポーズ)を行います。
大体1時間くらいのレッスンです。

自分の中のやすらぎが見つけられる教室

ヨガは難しいものなんですか?
達也さん:エアロビクスですとかダンスなどの正解のあるものとはちょっとちがっていて。
ヨガにも一応完成形としてのポーズはあるんですが、たとえば手を上げるのが辛いとかでしたら下げても良い。
前屈がしんどかったらしなくて良いというところがヨガのスゴイところです。
その人に、あったポーズを見つけていきます。人によって完成形がちがっていて良い。
あまり構えなくても良い。
身体が硬くても出来るし、それがヨガの良いところだと思っています。

型はあるけれどもとらわれなくていい?
達也さん:そうです。
先生:そういう意味ではかなり生徒さん達にゆだねている部分が大きいと思います。
呼吸をするのが難しいと言われる方もいます、また身体が柔らかいといって上達しているかっていうのもちがいます。
みなさんポーズと言いますがインドではアーサナといって、アーサナを行い瞑想内観するものがヨガです。
内観する「自分の中のやすらぎを見つける」教室です。

今後の予定

楽しい雰囲気の中インタビューが終わりました。
今後の予定としては。
宗建寺別院で行われている教室をずっと続けられたらいいなとおっしゃっていました。
長く来てくださっている方は姿勢が良くなったり腰痛が良くなったとどんどん元気になってくださっているので、そのような方のお役に立てればということでした。
達也さんも「皆さん元気になって、綺麗にもなっている」とおっしゃっていました。

三好先生の展望

先生の夢や展望についてお伺いしたところ。
お母様を見習って、生涯現役で活動をしたいとのことでした。
また、健康に携わるお仕事なので、「瞑想のヨガ」「身体の悩みに対してのヨガ」「うつの方のヨガ」「男性の悩みのためのヨガ」など専門的に寄り添えるようなカリキュラムを今後増やしていきたいとのことです。
そしてなによりヨガを皆さんが好きになっていただけることが嬉しいとおっしゃっていました。

是非皆さん教室にいらしてください

静かな環境でヨガをしてみる。
自分の中を見つめて、やすらぎを見つける。
なかなか体験できません。
そして先生は次のことをおっしゃっていました。
「ヨガは、本を読んだりDVDだとわからないことがたくさんあるので、生のレッスンに参加していただけると自分に合った方法が見つかりやすいですよ。ぜひ教室に。」

なごみヨガ

日 時:第三日曜日(月1回)
場 所:宗建寺 別院
参加費:1,500円(お一人様)

連絡・問い合わせ先

予約制ですので、電話・メールで予約をしてください。
電 話:080−3175−6724(三好)
メール:oyamastudio@gmail.com
ホームページ:http://blog.livedoor.jp/oyamastudio/

三好祐佳プロフィール

1979年 大分県生まれ
幼少期より母が運営するヨガ教室に通う。
結婚後、ご主人達也氏よりの助言・理解があり、2009年ヨガインストラクターの資格を取得。
その後、外部の教室より多くの招聘・指導、そして自身の教室を立ち上げ、ヨガインストラクターとしての多くの実績を積む。
自身の教室はそれぞれテーマごとに行い、夜寝る前の身体のほぐし、リンパの流れを良くする「入間市 よるのくつろぎヨガ」。
早朝に行う「飯能河原 おはヨガ』が等がある。
青梅で行う「青梅市 なごみヨガ」は、ゆったりとした・心穏やかに・身体をくつろぐをテーマに開催している。