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第十三回宗建寺で楽しむ語りの会レポート

「みすゞ その詩 ー短い春にー」

中秋の宵(旧暦八月十五夜、今年は9/13)に行われました
『第十三回宗建寺で楽しむ語りの会 みすゞ その詩 ー短い春にー』レポートです。

「語りの会」は今年で13回目を迎えました。
今までは、お説教や伝統的なお話をかたっていただいていましたが、今回は大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した日本の童謡詩人「金子みすゞ」の生涯について語っていただきました。

出演者

語り:よこやま光子

茨城県常陸太田市に生まれ、5〜18歳まで北海道室蘭市の小中高へ通う。
東京学芸大学社会科中学校課程卒業後、国立市や小金井市の小学校教諭を歴任。
その後八王子市の「ことばの教室」(通級学級)に勤め、2002年退職。
五説経」を各地で語る。
「話芸を楽しむ会」主宰。 「語り通信・コスモス」発行。「語りを楽しむ会」を、立川のアイムホールで、第一回より第十回まで企画し出演。全国の説経ゆかりの地や大学の講座、各種記念会、イベントなどでも呼ばれ、語る。“ささら語り「五説経」百寺・お参り”を発願、各地のお寺で語る。http://sasaragatari.sakura.ne.jp

篠笛:甲斐カオン

横笛奏者。 岩笛奏者。 「癒しの竹笛講座」講師。
江戸木彫刻師の父の影響で、1980年より江戸囃子を学ぶ。
ヨーロッパ・アジア30か国に渡り民族音楽のフィールドワークを積み表現を広げる。
コンサートでは、オリジナル曲の他、日本の唄や世界の民謡、クラッシックなど幅広く表現し、その柔らかく繊細な音色と魂のこもった演奏に定評がある。
櫻井美紀の語り「水の精」、「八雲幻想」等で演奏。
英国ロンドンでのイベント「TOKYO DAY」にて獅子舞の笛演奏。
テレビ朝日ドラマ「女帝薫子」で横笛指導と演奏。
またNHK総合「いっと6けん」にてミニドキュメントを放送されるなど、
メディアでも活躍。
香音天ユニットでの活動の他、様々なアーティストとの共演を重ねる。

香音天ユニットホームページ http://www2.odn.ne.jp/kai-kaon/

ステージ『みすゞ その詩 ー短い春にー』

和尚のご挨拶

当山和尚の挨拶で初まり、語りのよこやま光子さん、篠笛の甲斐カオンさんによる語りが始まりました。

語り

今回の語りは、
西条八十(詩人)、上山 雅輔(うえやままさすけ:みすゞの弟)、金子ミチ(みすゞの母)が登場し、それぞれの立場から、自身のことみすゞのことを代わる代わる語ります。
もちろんみすゞも登場します。
その4人でみすゞの生涯を語っていきます。
その合間合間に、みすゞの作った詩をみすゞ自身が皆さんにお届けするように語ります。
皆さんに、みすゞの生涯と詩を味わっていただけたと思います。

動画

今回、和尚のご挨拶から、語り全てを動画に収めました。
ぜひご覧下さい。

 

また来年

毎年、中秋の宵(旧暦八月十五夜)に行われる「語りの会」
また来年もお会いできることを楽しみにしています。
合掌